暑さ寒さも.....
明日3/21は春分の日。いつも思いますがこの何日かを境に気温が安定してきます。なんとなくホッとする時期ですね。今年も先日墓参りしてきましたが、なぜ私たちは皆お彼岸に供養するのかご存じですか?
仏教の世界では東を「この世」、西を「あの世」とする考え方があって、太陽が真東から昇って真西に沈むこの日はその二つが最も近くなる日なんだそうです。だから故人との想いが一番通じ合うのがお彼岸なんですね。
ご先祖様や愛した人にありがとうの気持ちを伝えるとともに近況報告し、時には悩みも聞いてもらうわけですが、どんなにつらいことがあっても一所懸命生きていれば必ず良いことがある、そんな言葉が返ってくることもあるでしょう。「暑さ寒さも彼岸まで」が「やまない雨はない」「明けない夜はない」と同じ使われ方をする場合があるのにはこんな意味が含まれるのかも。
日本の風習やことわざは本当に奥深く、よく出来ていますね。